平成少数派の生活と意見

ネットの片隅でどうでも良いことを呟く

Kindleってどうよ?

Kindle Voyage

 

紙の本が好き。本屋が好き。でも・・・

昨日書いたように、本屋が好きだ。街の本屋で本を選ぶ楽しさを知る身としては、街から本屋が無くなったら困る。だから本を買う時は、なるべく街の本屋さんで買うようにしている。

 

 

しかし、しかしである。年末になって、大掃除の時期が近づくと、毎年悩む事がある。本の置き場所だ。大量の本が、書棚に収まりきらず、部屋のあちこちを占領している。

処分するのも面倒だし、処分した本に限って必要になったりする。「本は処分するとその内容を確認する必要が出てくる」というのをマーフィーの法則に入れて欲しい。

 

電子書籍なら置き場所の問題は解決する

本

電子書籍なら置き場所の問題は解決する。たぶん、昨日書いたような、同じ本を複数回買ってしまうという事もせずに済むだろう。

今年発売された『Kindle Voyage』は解像度が上がり、ほとんど紙の本を読んでいるのと変わらないらしい。電子書籍リーダーを買う時、目に優しいかどうかを重要な購入ポイントの一つにしているので、Voyageのレビューを読んだりすると心が動く。

でも、紙の本には捨てがたい魅力がある。電子書籍リーダーのような検索機能は無いが、一度読んだ本なら、どの辺に何が書いてあるか、あたりをつけて探す事は簡単だ。目的の文を探す間に、他の文が目に入って思わぬ発見をする事もある。それに何と言っても、新刊のインクの匂いと新しい紙の匂いが好きだ。

電子書籍の品揃えはまだまだショボい。電子書籍にする事を拒否する有名作家もいる。少なくともあと数年は(日本だとあと十年以上かも)、読みたい本が無い、という事態に頻繁に遭遇するだろう。

それでも、少しでも本の置き場所を確保する為に、電子書籍リーダーを併用するべきなのかどうか。結構真剣に悩んでいます。