平成少数派の生活と意見

ネットの片隅でどうでも良いことを呟く

空から降る札束は破綻への入り口

ヘリコプター

 

いつかは破綻するだろうと分かりながらも、後ろめたい気持ちを心の底に押し込めて贅沢をする甘美な生活はやめられない。落ちると分かっていても、止められない事はあるのだ。『紙の月』の主人公を観てそんな事をおもった。

 

今では一種のタブーとみられている政策『ヘリコプター・マネー』が再び息を吹き返しているようです。



ヘリコプター‐マネー(helicopter money)
あたかもヘリコプターから現金をばらまくように、中央銀行あるいは政府が、対価を取らずに大量の貨幣を市中に供給する政策。

ヘリコプターマネー(ヘリコプターマネー)とは - コトバンク

 

 

世界各国が長引く景気低迷に苦しめられている中、経済学界の中からも「ヘリコプター・マネー」を支持する声がちらほらと出て来ているようです。先の事はどうでも良いから今をなんとかしてくれ、というのは人間の性ですから分からないでも無いですが。今の政府なら本当にやるかもしれません。


日本の莫大な借金を返すにはもう財政破綻してハイパーインフレにするしか無い、と唱える人達の声が最近は大きくなってきました。いざという時に備えて、真剣に外貨資産への投資を考えるべき時代になって来ているのは確かだと思います。

 

さて、実際に空から札束が降ってきたらどうするか。こんな事ではいずれ日本は財政破綻すると思っても、贅沢をしたら良い。その時の贅沢は甘美で、なにものにも代えがたい快楽を与えてくれることでしょう。