平成少数派の生活と意見

ネットの片隅でどうでも良いことを呟く

明石家さんまの言葉に襟を正す

後悔

 

悪意の中で生きていく人達

TVを観ていたら、大島優子さんが「私は人にどう思われても良いと思ってる」と話していた。

人見知りかどうかという話題の中での会話だったが、さすが元AKB48のエースらしく、なかなか迫力がある言葉だと思った。AKB48の中で目立つ場所に立つという事は、それだけ多くの悪意の中で生きていくと言う事でもあるから。

番組の中で、人にどう思われるか気にするよりも、その人がどんな人物なのかの好奇心の方が勝るので、相手を知りたいと思い、人見知りせずに人と接する、と話していた。

心理学的に言えば、他人に自分がどう思われても気にしないと思っている人の多くは、自分に自信がある人らしい。大島優子さんは、どんな小さな事にも全力で取り組む事で有名だから、自分の歩いてきた道に自信を持てるのだろう。

 

明石家さんまの言葉

そんな事を考えていて、明石家さんまさんの言葉を思い出した。

若手の後輩芸人が、仕事が上手く行かなかった、ウケなかったと落ち込んでいた時に、明石家さんまさんが言った言葉だ。

明石家さんまさんは、落ち込む必要は無い、と話したそうだ。

「落ち込んだり後悔してるって事は自分に過剰な期待をしてるって事や。ウケなかった自分がお前の実力っちゅう事を認めな。俺も仕事で上手く行かなかった事はあるけど一切落ち込みも後悔もしない。その時の自分の全てを出し切ってるから。全力でやってウケなかったんならしゃーない。自分の実力が足りなかっただけや。」

毎日を全力で生きていると確信できる人って凄い。自分に必要以上に期待しないってのもなかなか到達できる心境じゃ無い。

悔いの無い毎日を生き、失敗しても自分の全てを出し切った上だから後悔はしない、という人に私もなりたい。

明石家さんまさんは、芸風から軽く見られがちだが、実は緻密な戦略家だ。時々笑いでごまかしながら深い言葉を発する事がある。
さんちゃんカッコイイ~。