平成少数派の生活と意見

ネットの片隅でどうでも良いことを呟く

あなたはどっちが好き?文章の温度とアクセスの関係

温度計

 

二項対立を使うテクニック

「世の中には二種類の人間がいます。締め切り間近にならないと行動しない人と、計画的に行動する人です。」
と、いうように、二項対立を使った文章を良く見ます。こんな感じです。

  • 世の中には二種類の人間がいます。税金を納める人とそれを使う人です。
  • 世の中には二種類の男がいます。スケベな男とスケベである事を隠す男です。
  • このブログには二種類の記事があります。あまり役に立たない記事と全く役に立たない記事です。(T_T)

この伝で言うと、世の中には二種類の文章があります。温度の高い文章と低い文章です。

 

理想はどっち?

温度の高い文章は読んでいて楽しい気分になる事が多いです。書き手の熱意に読み手も巻き込まれるからでしょうか。好きなアイドルやアニメ等を追っかけている人の文章に多いです。

では、温度の低い文章はつまらないか?そんな事はありません。個人的には冷静な、落ち着いた感じの文章は好きです。時々、温度の低い文章の中に、分かる人だけ分かれば良いという感じの、イギリス風ユーモアが隠れている文章があって、そういう文章を読むと、上手いなあ、と感心します。

理想としては書く内容によって温度の高低を使い分けたいのですが、なかなか上手く行きません。文体はその人の人となりが現れると言われるので、書き手の体温によって文章の温度も決まってしまうのかもしれません。

 

部屋とYシャツと私

もちろん、世の中の事全ては二種類では分類出来ません。三種類だってある。その事を最近のニュースが教えてくれました。

無所属の山本太郎参院議員が生活の党に入党し、党名が『生活の党と山本太郎となかまたち』に変更されたそうです。



山本氏の参加で生活の党は衆参両院合わせて「国会議員5人以上」の政党要件を満たすことになり、2015年の政党交付金を受け取ることができるようになった。



どんな事をしてでも政党交付金が欲しい人には三種類の人間がいる。生活の党と山本太郎となかまたちだ。