平成少数派の生活と意見

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ガウスの計算方法

カール・フリードリヒ・ガウス

 

1 から 100 までの数字を全て足すといくつになるか?
小学校の時に先生に言われてせっせと足し算していたのを思い出す。ご存知の方も多いと思うけれど、これはガウスの計算方法なら暗算ですぐに答えを出せる。

それは、1から100まで並んだ数字の端と端を順番に足していくというものだ。
1 + 100 = 101 , 2 + 99 = 101 , 3 + 98 = 101・・・ 50 + 51 = 101 となり、101が50個出来る。従って、答えは 101 × 50 = 5050。

この方法を教わった時、なるほど、世の中には自分より頭の良い人が確かにいるんだ、と子供心に思ったものです。バカで生意気な小学生だったので、自分はもしかしたら天才かも、と無邪気に信じていました。お恥ずかしい限りですが。ガウスがこの方法で答えを出したのは小学生の頃だったそうで、自分はとてもかなわないと思い知らされました。

もっとも、この逸話は伝記作家の創作の可能性もあるらしく、実際にはもっと難しい問題だったのを、読者にも理解しやすいように簡単にしたという説もあるそうです。まあ、そのくらいガウスは天才だったって事です。
 



ガウスは言葉を満足に話せるようになる前から、誰から学ぶこともなく計算ができたといわれている。彼がまだ3歳になるかならないかの頃、父親が職人達に支払う給料の計算をしていた時、彼は父親の計算が間違っていることを傍から指摘した。父親が驚いて計算をやり直したところ、息子が指摘した通りであったという。

カール・フリードリヒ・ガウス - Wikipedia

 

「十で神童十五で才子二十過ぎれば只の人」は世の中にたくさんいますが、歴史に残るような真の天才は完全にレベルが違うって事ですね。当たり前か。