映画版『星の王子さま』の予告編、どっちが好き?
サン=テグジュペリの名作『星の王子さま』が、オリジナルアニメーションで映画化されます。『リトルプリンス 星の王子さまと私』として、日本では2015年冬に全国ロードショーされることが決定しているそうです。
意外にも『星の王子さま』がアニメ化されるのはこれが最初との事。初のアニメ化に挑んだのは、マーク・オズボーン監督。『カンフー・パンダ』の監督です。制作陣には世界中から経験豊富なスタッフが集結したとの事で、期待感が高まります。
『星の王子さま』は、
- 多彩な解釈の余地を残す詩的な名作
- 読んだ事が無くても、誰もが一度は耳にした事があり、作品についてのイメージを既に持っている
- 世界中に熱心な読者がいる
と、映画化するには難しい条件が揃っています。この難しい素材を、どんな風に調理してみせてくれるのか楽しみです。
以下は予告編。フランス語版と日本語版です。
フランス語版の方は、作者の母国らしく、なかなか素晴らしい予告編に仕上がっています。日本語版の方は、ちょっとセンチメンタルな出来かな。来年冬の公開ですから、情報をあまり出したくなかったのかもしれません。インターネット時代には無意味な考えだけれど。
まあ、「大切なものは、目に見えない」から、これで良いのかもね。