平成少数派の生活と意見

ネットの片隅でどうでも良いことを呟く

すでにそこにある戦争

サイバー攻撃

 

北朝鮮によるサイバー攻撃

北朝鮮によるソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)へのサイバー攻撃が注目を集めています。北朝鮮は関与を否定していますが。

しかし、政府機関だけでは無く、オバマ大統領自身が北朝鮮の国名を挙げて非難するという事は、アメリカはよほど動かぬ証拠を持っているものと思われます。

 

その北朝鮮では、一時的にインターネットが切断状態になっていたようです。

 

キツネとタヌキの化かし合い

原因については、民間人によるDoS攻撃、北朝鮮側がアメリカからの接続を遮断した、アメリカからの攻撃等、色々言われています。

例えアメリカ政府が関与していたとしても、絶対に関与を認める事はありませんから、本当のところは誰にも分かりません。

アメリカ政府は今回の件で、中国に協力を要請しています。中国も、いかなるサイバー攻撃も認められない、とかしれっと言っています。でも、思い出してください。この二国、裏では激しいサイバー攻撃をし合っていて、お互いを非難する声明を出していましたよね。

頭脳明晰なエリート達がわざとらしく本音と建て前を使い分ける外交のバカバカしい面を見られてちょっと面白いです。本当は面白がってもいられないんだけれど。

サイバー戦争は我々一般人には見えない戦争です。見えた時にはもう手遅れという。確実に今この瞬間も、日本の省庁や機密情報を持っている企業はサイバー攻撃を受けているはずです。恐ろしい時代になったものです。

 

輝くソニーブランドよどこへ?

ところで、今回の被害者であるソニー。セキュリティ対策が万全とは言えなかったという報道も出ているようです。

 

業績不振のソニーは人件費を削減するため、相次ぐリストラを世界規模で行なっています。その為、セキュリティ対策にまでリストラの手を付け、セキュリティ対策が疎かになっているのでは無いかと推測する人もいるようです。

某掲示板で、北朝鮮じゃなくてソニーをネットから遮断しろよ、あいつらまたやらかすから、という書き込みがあって笑ってしまいました。本当はこれも笑ってはいられないんだけれど。