バフェットだって間違える
正確には『バフェット氏の運用補佐役』2人が間違えた訳ですが。こういう時も、日本の記者は「任命責任」という言葉を使うんですかね(皮肉)。
トッド・コーム、テッド・ウェシュラー両氏が選んだとみられる銘柄のうち、少なくとも6つが今年1年間で株価を下げる見通し。具体的には、原油値下がりで低迷するエネルギー株や、リコール(無料の回収・修理)に苦しむゼネラル・モーターズ(GM)、株価が昨年末から50%強下落したエンジニアリング・建設会社シカゴ・ブリッジ・アンド・アイアン(CB&I)などだ。
大幅な原油安やリコールなど、誰も予想出来なかったイレギュラーな事が原因なので仕方ないのでは、とも思いますが、厳しい世界ですからどうなる事か。
今の原油安はいつまでも続くとは思えないし、リコール問題に方が付けばGMも復活するでしょうから、当のバフェットはエネルギー株やGM株が安くなった所を買いまくっていたりして。十分あり得るからコワイ。
GMはともかく、原油安はオーバーシュートしていると言って良いと思うので、素人にもチャンスがあります。相場は急激に行き過ぎた動きをする事が時々あります。それを見逃さずに世界的な大富豪になったのがウォーレン・バフェットで、いつも見逃しているのが我々凡人です。
商品相場に手を出すのが怖い人でも、原油ならETFで投資出来ます。ギャンブル好きな人は賭けてみては。ただし、くれぐれも自己責任で。