平成少数派の生活と意見

ネットの片隅でどうでも良いことを呟く

HDDレコーダーで生活習慣が変わってしまった。

昔は結構面倒だった。

つい数年前まで、テレビ番組はビデオテープに録画していました。
CMカットや頭出し機能があったとはいえ、今のHDDレコーダーに比べれば使い勝手は悪かった。画質が悪くなる3倍モードを使っても120分テープに6時間までしか録画出来なかった。

ですから、当時は本当に見たい番組しか録画しませんでした。また、好きな番組を録画しておいても、テープの管理が面倒で結局見ないまま終わるなんて言う事もあったものです。その内、テレビ自体をあまり観ない生活になり、録画もしなくなってしまいました。

 

 地デジ化で変わったテレビ生活。

 地上波がデジタル化した時、テレビを買い替えるついでにHDDレコーダーも買って繋げてみました。すると便利なこと便利なこと。とにかく、特別観たいと思う番組ではなくても、ちょっと気になる番組を片っ端から録画予約する事が簡単にできます。

結果、昔よりテレビを観るようになってしまいました。オンタイムで観るのが苦痛になるようなバラエティでも録画しておくと観ることが出来ます。つまらない話やCMまたぎで重複する場面を飛ばすことが出来るからです。CMも飛ばしてしまって観ないので、1時間番組でも15分位で済んでしまいます。

ニュース番組も録画して観ています。興味のないニュースやコメンテーターのつまらない話を飛ばすことが出来るからです。興味あるニュースしか観ないというのは良くないと言われますが、新聞も読んでいるので情報が偏ることは無いと思っています。
テレビやネットと違って、新聞(紙)には一覧性があるのが良いですね。

 

もうHDDレコーダー無しではいられない。 

 今や、見たい番組が放映されている時間帯にテレビの前にいても、その番組は録画しておき、以前に録画しておいた他の番組を観ています。スポーツ中継以外をオンタイムでテレビから直接見る事は無くなってしまいました。

そして、録画した番組は、自分にとって不要な部分を飛ばしながら観ています。一つの番組を、初めから終わりまでキチンと全部見るという事が無くなってしまいました。

テレビなんてその程度のものだ、という意見もあるかも知れません。でも、自分がどんどんせっかちになっていくようで、ちょっとマズイかも、と思ったりもします。
それでも、もうこの視聴形態からは抜けられないんだろうなあ。