平成少数派の生活と意見

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しあわせの法則ってどんな法則?

Kate Beckinsale Comic-Con 2011

 

謎の邦題

映画『しあわせの法則』の原題は『LAUREL CANYON』。
『LAUREL CANYON』(L.A.の地名)がどうして『しあわせの法則』という邦題になったのか謎。たぶんこの映画最大の謎。

日テレで深夜に放送してたので、録画して観ました。TV放映だからオリジナルなのか、カットされたシーンがあるのかはわかりません。

 



ハーバード大卒のエリート・カップルが奔放な母親に翻弄されてゆく人間ドラマ。恋人、親子の常識的な在り方を求める息子と対立する自由人の母親、彼女に憧れ、気ままな生活に染まっていく婚約者の心の動きがみごと。カップルを演じるのはクリスチャン・ベールケイト・ベッキンセールの美形コンビ。母親には演技派で知られるフランシス・マクドーマンド。彼女の演じる母親の職業が音楽プロデューサーだけに使用曲のセンスも抜群だ。


映画『しあわせの法則』 - シネマトゥデイ

 

美しい人達

ケイト・ベッキンセイルが美しい、と言うのは知っていましたが、本当に美しくてチャーミングな人だと再確認できる映画です。もちろんクリスチャン・ベールのイケメンぶりも観られます。

ウィキペディアによると、ケイト・ベッキンセイルは、



常に作品よりも自分の容姿が注目されてしまうことはあまり快く思っていないとインタビュー記事で語っている

ケイト・ベッキンセイル - Wikipedia

そうです。

こんな発言、一度でいいからしてみたい。羨ましい限りです。まあ、美しく生まれた人には美しく生まれた人なりの悩みがあるって事ですね。

 

誰もが悩む

この映画も、傍目には完璧な人生と思える、エリート街道を歩む美男美女カップルの心の揺れを描いています。エリートの美男美女カップルにも悩みや不安や欲求不満はあるんです。生きている限りはね。

特に、純粋培養のようにエリートとして育ってきたアレックスが、自由奔放に生きる人達に興味を持ち、心引かれていく過程は上手く描かれています。揺れる心を表現するケイト・ベッキンセイルは見事。

 

観る人を選ぶ映画

リサ・チョロデンコ作品らしく、観る人を選ぶ映画で、実際、公開当時は賛否が分かれた映画だったようです。映画的省略が多いので、クドく説明過多なTVドラマを見慣れた人には物足りないかも。ラストも短編小説的だし。

でも、小難しい事は抜きにして、クリスチャン・ベールケイト・ベッキンセイルの美形コンビを観るだけでも楽しめる映画だと思います。TVで深夜に放送している映画は、たまに拾い物があるので侮れません。