Apple IDで 2ステップ確認を有効にしてみた。
iCloudから情報が漏えいしたと騒がれていたので、遅ればせながらApple IDの 2ステップ確認を有効にしてみました。
面倒なのは嫌。
面倒なのは嫌だし、自分はセレブでも無いので狙われることは無いだろう、流失して恥ずかしい写真も無いし、とも思ったのですが、昨今の情報流失の多さに考えを改めました。
Gmailでもアドレスとパスワードが約500万件流出したとニュースになっていますしね。
2ステップ確認を有効にすると変わること。
2ステップ確認を有効にすると、以下のことをする際にいずれかのデバイスを使って本人確認することが必要になります。
- My Apple ID にサインインして Apple ID を管理する。
- 新しいデバイス上で iTunes Store、App Store、iBooks Store から何かを購入する。
- Apple ID 関連の問い合わせをする。
2ステップ確認を有効にする作業自体は面倒では無い。
作業なんですが思っていたより簡単でした。
ただ、一度の作業では終わらないので注意が必要です。
- My Apple ID にアクセスします。
- 「Apple ID を管理」を選択してサインインします。
- 「パスワードとセキュリティ」を選択します。
- 「2ステップ確認」セクションで「利用を開始する...」を選択します。
すると、
「セキュリティ上の理由より、2ステップ確認の利用を開始するには yyyy年mm月dd日 at hh:mm:ss (GMT) までお待ちいただく必要があります。」
と表示され、登録されているメールアドレスにも上記内容が書かれた
「ご利用の Apple ID に対して 2ステップ確認がリクエストされました。」
というメールが届きます。
2ステップ確認の利用開始日時まで続きの作業は出来ないので、利用開始日時になるまで一旦待ちます。
私の場合は2ステップ確認をリクエストしてから約2日半で利用開始になりました。
利用開始日時になると
「ご利用の Apple ID で 2ステップ確認の設定が開始できます。」
というメールが送られて来るので続きの作業を忘れることはありません。
設定が開始出来るようになったら、
- My Apple ID にアクセスします。
- 「Apple ID を管理」を選択してサインインします。
- 「パスワードとセキュリティ」を選択します。
- 「2ステップ確認」セクションで「利用を開始する...」を選択します。
SMS対応電話番号が必要。
2ステップ確認にはSMS(ショートメッセージサービス)対応電話番号を少なくとも 1つ入力する必要があります。通常のキャリア携帯なら問題ありません。
電話番号を入力するとそのデバイスに4桁の確認コードが書かれたショートメッセージが送られてきます。
ショートメッセージで送られてきた確認コードを入力するよう求められますので、その番号を入力します。
最後に、復旧キーが画面に表示されますので、印刷して大切に保管しておきましょう。
これで、My Apple IDの「Apple ID を管理」にログイン時、ID・PW・デバイスに送られて来る確認コードの3つが必要になります。
Appleによると、
「パスワード、信頼できるデバイス、復旧キー」のうちの 2 つに同時にアクセスできなくなった場合は、その Apple ID を永久に使えなくなるおそれがある。
との事です。
信頼できるデバイスは複数台登録出来ますので、心配性の人は複数台登録をしておくと良いかもしれません。
携帯端末を複数台持っていない人は家族の電話番号を登録すれば大丈夫。
え?家族には秘密にしておきたい?(笑)