平成少数派の生活と意見

ネットの片隅でどうでも良いことを呟く

あなたも超能力者になれる、かも

空海

 

『虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)』という真言密教の秘法をご存知だろうか。若き空海が修得して、彼を天才たらしめたものとして有名ですから、聞いた事がある人も多いかもしれません。

一種の記憶力強化法なのですが、「ノウボウ アキャシャ ギャラバヤ オン アリキャ マリ ボリ ソワカ」という真言を100日間かけて100万回唱えることで、記憶力が強化され、あらゆる経典を記憶し、理解して忘れる事がなくなるという秘法です。

空海高知県室戸岬にある御厨人窟(みくろど)という洞窟でこの修行を修し、強力な記憶力を獲得した言われています。

学問の神様と言われるくらいですから、空海の天才ぶりを伝える逸話はたくさんあります。その天才性を身につけるために行なった修行が『虚空蔵求聞持法』という訳です。おそらく、今で言われるところの『写真記憶』を持つ事が出来るようになったのでは無いかと推測されます。

この方法は音読法の一種だと思われ、脳が活性化するのは確かだと思います。今では音読が脳に良い影響を与える事は証明されていて、一時期、音読を勧める本が山ほど出版されていたからご存知の方も多いでしょう。

100日間で100万回ですから、1日1万回。1回唱えるのに仮に5秒かかるとしてみると、1万回で5万秒。1時間は3,600秒ですから、50,000÷3,600=13.888・・・。約14時間の音読。かなり大変ですが、生活全てをこのために使えれば無理では無いようにも思えます。

写真記憶が手に入れられるのであれば、約3ヶ月間、やってみる価値があるかもしれません。問題は、本当に誰でも写真記憶が手に入れられるかどうか、確証が無い事ですね。誰か実験してくれないかなあ。

 

とんねるず石橋貴明の可愛がられ力

ニューヨークのタクシー

 

フジテレビ1月1日の番組が視聴率的に大惨敗したとんねるず。近年はレギュラー番組も苦戦しており、あまり良い噂を聞きません。

 



この事態を招いた“戦犯”は、1日午後7時から放送の『オールハワイナイトフジ2015』にメインとして出ていたとんねるずといわれています。同番組の視聴率は、民放最下位でした。

 

低視聴率を連発してもとんねるずの番組が終わらないのは、フジテレビ上層部に可愛がられているからだ、という噂も聞こえてきます。本当かどうかは知らないけれど。

最近のとんねるずは、後輩芸人を苛めて笑いを取る事が多い為、不快に感じて見ない人が多くなるのは分かる気がします。全盛期にはもっと面白かったんだけどね。

そんな、今やすっかり嫌われ者になってしまった感のあるとんねるずですが、石橋貴明さんが初めてニューヨークに行った時のエピソードが好きなのでご紹介したいと思います。フジテレビのプロデューサーに連れられて初めてニューヨークに行った時の事だそうです。

一行がタクシーから降りた時、プロデューサーがタクシーの中に財布を忘れた事に気がつきます。タクシーは一行を下ろして既に走り始めています。その時、プロデューサーが財布を忘れた事を知った石橋さんは、人目もはばからずNYの街中を全力で走ってタクシーを追いかけ、運良く信号待ちで止まったタクシーの運転手に窓越しに必死に叫んで財布を無事取り戻したんだそうです。

ただそれだけなのですが、石橋さんがフジの上層部に可愛がられているから番組が終わらない、という噂が出るのもむべなるかな、と思わせるエピソードです。

部下を持つようになると分かるのですが、頼りになる上司というのはたくさんいますが、頼りになる部下というのは滅多にいません。石橋さんがどんな思いでタクシーを追ったのかは分かりません。瞬時に判断しなければならない状況なので、おそらく損得勘定無く、困っているプロデューサーの為に自然に体が動いたのではないでしょうか。

瞬時の判断ってその人の人間性が出ます。そして、そういう時の事を人は良く覚えているものです。

テレビでは後輩を苛めるヒールになりきっている石橋さんですが、裏では非常に礼儀正しいとも聞きます。部外者には本当のところは分かりません。しかし、このエピーソードを聞くと、石橋さんは人に愛される力を持った人なんだろうなと思わせます。