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アジアカップ開幕と中田選手の悲しみ

サッカースタジアム

 

本日、アジアカップが開幕しました。開幕戦は開催国オーストラリアがクウェートを迎えて戦い、4-1と快勝しました。

今回はアギーレ監督が八百長疑惑の渦中にいるという事で、日本代表には難しい大会になってしまいました。

しかし、その事が悪い事とは言い切れません。2006年に開催されたW杯ドイツ大会で優勝したイタリア代表は、その直前の5月にカルチョ・スキャンダルに見舞われています。

この、イタリアサッカー界の一大スキャンダルには、指揮官リッピやGKブッフォンも巻き込まれてしまいます。それほど大きなスキャンダルでした。このスキャンダルが大会に臨む代表チームに深刻な影響を及ぼしてしまうのではないかと心配されましたが、逆にチームは結束し、見事優勝しています。

決勝戦でフランス代表のジダンマテラッツィの挑発に乗り頭突きで報復し、一発退場したシーンを覚えている方も多いのではないでしょうか。あるいは、当時最強チームと期待されていた日本代表が、1分け2敗と結果を出せずに敗退したW杯として、苦い想い出と共に覚えている方もいるでしょう。

噂によると、グループリーグ3戦目で日本代表がブラジル代表に1-4と完敗したジグナル・イドゥナ・パルクでは、まだ中田英寿選手が顔を覆ったままピッチの上に寝ころんでいるそうです。ホームチームドルトムントは、中田英寿選手の深い悲しみに配慮して、試合では顔を覆ったまま寝ころんでいる中田選手を避けながらサッカーをしているとの事。

柴咲コウさんのような美しい人なら、きっと中田選手をあのピッチから救い出す事が出来ると思うので、二人が本当に交際しているとしたらそれはめでたい事です。いずれにしても、2006年のドイツ大会は、選手にもサポーターにも心の傷として残っているW杯です。最強チームとして期待されていただけにね。

あれ?そう言えば、最強チームとして期待されていたのに、1分け2敗でグループリーグ敗退って最近もありましたね。気のせいかな。

まあ、W杯と違って、アジアカップでは日本は強者として試合に臨めます。他国はマスコミも含めて、日本を揺さぶる為にアギーレ監督の八百長疑惑についてしつこく攻撃してくるでしょう。しかし、2006年のイタリアのように、それを逆手に取ってチームを結束させなければなりません。

今大会では、日本人選手のメンタリティーが試されていると言って良いと思います。負けたのは監督の疑惑のせいだ、と言う選手がいるようなら、日本代表がW杯で活躍するのはまだまだ遠いという事です。

日本代表チームには、勝者のメンタリティーを持って、大会連覇して欲しいと願っています。