平成少数派の生活と意見

ネットの片隅でどうでも良いことを呟く

落ち込んだ時にはベネズエラの若き天才指揮者を観るのはどうでしょう

オーケストラ

 

音楽には人の心を癒す力があります。嫌な事や辛い事があった時、自分の心に寄り添ってくれる音楽を持っている人は多いのではないでしょうか。

ご紹介する動画は、ベネズエラの若き天才指揮者グスターボ・ドゥダメルのコンサートの様子。100年にひとりの天才と言われているんだそうです。

ところで、日本経済はなかなかインフレになりませんが、人を褒める時に使う日本語の方はインフレが激しいです。

プロ野球のドラフトでは、「10年にひとり」の逸材が毎年のように出てきます。少し前までは、女性を紹介する時は「美人○○」と、「美人」+「職業」でした。それが今では「美人すぎる○○」と、「美人すぎる」+「職業」になっています。美人すぎるってなんだよ。

「1,000年にひとりの美少女」って言葉が出てきた時は、褒め言葉のインフレもここまで来たか、と思ったものです。おまえら1世紀も生きてんのかよ。この次に美少女が出てきたら「10,000年にひとりの美少女」となるんでしょうか。石器時代の人類と比べてどうすんだ、というツッコミ待ちで。

現代日本では、言葉に対する感度がどんどん鈍くなっているように思います。出来の悪いバラエティの煽り文句を日常で使うのはやめてもらいたいものです。

話が逸れました。こんな時にも、グスターボ・ドゥダメルの動画を観て楽しい気分になりましょう。クラシックコンサートでは咳払いしただけでにらみつける人がいますが、そういう人が見たら気絶してしまうかも。本来、音楽というのは文字通り楽しいものなんだと言う事を思い起こさせてくれます。オケも観客もみんな幸せそうな表情なのが良いですね。